インボイス対応の販売伝票

[インボイス対応レシートに必要な記載事項]
① インボイス発行事業者の氏名または名称および登録番号
② 取引年月日
③ 取引内容(軽減税率の対象品目である旨)
④ 税率ごとに合計した対価の額(税抜き又は税込み)および適用税率
⑤ 税率ごとに合計した消費税額等

インボイス設定

店舗基本マスタ(基本2)>インボイス利用フラグ」が「1:利用する」かつ「端末マスタ(伝票)>インボイス登録番号印字」が「0:印字する」に設定されている場合に、販売レシート・販売明細レシート・領収書に「インボイス登録番号」が印字されます。

店舗基本マスタ店舗基本マスタ(基本2)>インボイス利用フラグ」を「1:利用する」に設定します。 F12確定後、タロスを再起動してください。
※ インボイス登録申請により取得した番号は「インボイス登録番号」に入力します。


端末マスタ端末マスタ(伝票)>インボイス登録番号印字」を「0:印字する」に設定します。 F12確定後、タロスを再起動してください。

注)「店舗基本マスタ(基本2)>インボイス利用フラグ>1:利用する」の設定を確定していないと設定項目自体が表示されません。


販売伝票

販売レシート・販売明細レシート(パターン1のみ)・領収書に「インボイス登録番号」が印字されます。

【販売レシート 記載例】
販売レシート


【領収書 記載例】
領収書 ※領収書には明細が記載されないので、但し書きで、取引をした内容の記載が必要です。


値引き商品、チェックアウト値引きがある場合の伝票

チェックアウト値引レシート 値引き商品、チェックアウト値引きがある場合は、値引き後の金額に対して対象額と税額が表示されます。
※ 値引きの消費税計算は、通常商品、軽減税率商品、非課税商品を按分して計算されます。


取引明細 [取引明細の表記]
「値引き後の税込価額を税率ごとに区分して合計した金額」と「消費税額」が記載されます。
※ 取引明細CSVには記載されません。


営業日報 ※ 営業日報上では「売上実績」の「伝票値引」、「消費税内訳」の「値引」欄にチェックアウト値引額が集計されます。


A4販売伝票(売上納品書)

店舗基本マスタ(基本2)>インボイス利用フラグ」が「1:利用する」の場合に、A4販売伝票(売上納品書1・売上納品書2)に「インボイス登録番号」が印字されます。
※ 「端末マスタ(伝票)」のインボイス登録番号印字>印字する/しない」の設定は必要ありません。

A4販売伝票 ※ インボイス用書類であるため、税率ごとに合計した対価の額(税抜き又は税込み)および適用税率と税率ごとに合計した消費税額が印字されます。 「店舗基本マスタ(基本2)>軽減税率利用フラグ」が「利用しない」の場合でも税内訳を印字します。


WEB販売納品書

店舗基本マスタ(基本2)>インボイス利用フラグ」が「1:利用する」の場合に、WEB販売納品書に「インボイス登録番号」が印字されます。
※ 「端末マスタ(伝票)」のインボイス登録番号印字>印字する/しない」の設定は必要ありません。

WEB販売納品書 ※ インボイス用書類であるため、税率ごとに合計した対価の額(税抜き又は税込み)および適用税率と税率ごとに合計した消費税額が印字されます。 「店舗基本マスタ(基本2)>軽減税率利用フラグ」が「利用しない」の場合でも税内訳を印字します。
納品書フォーマット見本はこちら


業者販売伝票

店舗基本マスタ(基本2)>インボイス利用フラグ」が「1:利用する」の場合に、業者販売納品書・量り買い納品書に「インボイス登録番号」が印字されます。
※ 「端末マスタ(伝票)」のインボイス登録番号印字>印字する/しない」の設定は必要ありません。

業者販売納品書 ※ インボイス用書類であるため、税率ごとに合計した対価の額(税抜き又は税込み)および適用税率と税率ごとに合計した消費税額が印字されます。 「店舗基本マスタ(基本2)>軽減税率利用フラグ」が「利用しない」の場合でも税内訳を印字します。


市場精算伝票

店舗基本マスタ(基本2)>インボイス利用フラグ」が「1:利用する」の場合に、市場精算伝票に「インボイス登録番号」が印字されます。
※ 「端末マスタ(伝票)」のインボイス登録番号印字>印字する/しない」の設定は必要ありません。

市場精算伝票 ※ インボイス用書類であるため、消費税内訳を印字します。


返品処理(店頭販売・業者販売)

返品は販売時の取引履歴に紐づいていないため、販売を取り消す場合は「伝票取消(当日分のみ)」を推奨します。
「適格返還請求書」には販売時の伝票番号と伝票日付の記載が必要です。
やむをえず返品処理が必要な場合は、手動で返品対象取引の日付・伝票番号を入力して返品伝票を発行します。

店頭販売画面店舗基本マスタ(基本2)>インボイス利用フラグ」が「1:利用する」に設定されている場合は、 販売返品チェックアウト画面に「返品対象取引日付」と「返品対象伝票番号」入力欄が表示されます。 販売時の伝票番号と伝票日付を入力し「F12確定」をクリックします。


【販売返品伝票 記載例】 ※ 業者販売返品伝票はこちら をご参照ください。
販売レシート