自動釣銭機ご利用にあたり
自動釣銭機機能はオプション機能です。ご利用いただくには事前に設定が必要です。
ご要望がありましたら弊社で設定を行いますので、タロスサポートセンターまでご連絡ください。
自動釣銭機ご利用の準備が整いましたらお知らせ致しますので、下記の通りタロスの設定を行ってください。
1.自動釣銭機をPOSに接続します
自動釣銭機システムをインストールし、POSに接続します。
詳しくは「自動釣銭機 富士電機ECS-77 インストール手順」をご参照ください。
2.「自動釣銭機制御設定」を行います
弊社の設定が整いますと、端末マスタの「自動釣銭機」タブが表示され、自動釣銭機の設定が可能になります。
業務メニュー:「店舗設定」→処理メニュー:「端末マスタ」をクリックします。
① 自動釣銭機を接続する端末の「端末コード」を入力し、Enterキーを押します。
② 「自動釣銭機」タブをクリックします。
※ 端末マスタ画面を開いた時、「自動釣銭機」タブは隠れています。
タブの右端にある「三角矢印」をクリックすると表示されます。
③ 「自動釣銭機利用フラグ」を「する」に設定します。
④ 「自動釣銭機タイプ」を選択します。
※ 現在は「富士電機ECS-77」のみ対応しています。
⑤ 自動釣銭機内の釣銭残置枚数を設定します。
※ 初期設定は「0(ゼロ)」が設定されています。
⑥ 精算処理画面の「実行処理」の初期値を設定します。
※ 「残置を残して回収」を選択した場合は「残置金額」を設定します。
- 精算時に自動釣銭機内の釣銭すべてを回収する場合
「0(ゼロ)」を設定します。 金銭取引発生後に、釣銭不足による警告メッセージは表示されません。 - 自動釣銭機に常に残しておく釣銭を設定する場合
釣銭の「残置枚数」を金種ごとに入力します。
金銭取引発生後に、ここで設定した残置枚数よりも少なくなると、警告メッセージが表示されます。 - 自動釣銭機内の釣銭すべてを残しておく場合
「すべて」をクリックします。「999,999」が入力されます。
金銭取引発生後に、釣銭不足による警告メッセージは表示されません。
⑦ 「F12確定」をクリックします。
自動釣銭機を接続する端末が複数ある場合は、上記①~⑥を繰り返し行います。
[
運用上のご注意]
金銭取引発生後に自動釣銭機内の金種枚数をチェックして、釣銭機側の警告範囲枚数(最大範囲と最小範囲)
(機種により異なります)に該当した場合、金種ごとに警告メッセージを表示します。
その際は、「レジ金メンテナンス」にて自動釣銭機内の釣銭を調整してください。
※ 警告メッセージを出す基準となる警告範囲枚数は、タロスPOS機能を利用して、金種ごとに設定変更が可能です。
詳しくはこちら をお読みください。
3.自動釣銭機の動作確認を行います
自動釣銭機の動作確認を行うためのテスト機能です。
通常は、自動釣銭機の導入時に行います。
業務メニュー:「自動釣銭機」→処理メニュー:「釣銭機テスト」をクリックします。
【動作確認】画面が表示されます。
「F12チェック」をクリックします。
「接続」から「終了」まで上から順に自動で動作確認を行います。
※ 途中で入金を要求されますので、入金してください。
※ エラーが発生した場合は、エラーメッセージが表示され、処理が中断されます。
「在高異常なし」と表示され、在高が表示されたら完了です。
「OK」をクリックして画面を閉じます。
※ 表示された枚数以上の紙幣を投入した場合、排出されません。
「レジ金メンテナンス > 回収処理」より回収を行ってください。
