2.HTデータ取込
ハンディデータをPCに読み込み、POSに取り込みます。
ハンディデータがいっぱいになった場合は、その都度PCに読み込みます。
業務メニュー:「棚卸業務」→処理メニュー:「HTデータ取込」を開きます。
≪棚卸情報≫の件数内容を確認します。
HT(ハンディターミナル)から在庫データを読み込みます。
① 在庫データを読み込む際には次の条件(データをPOSにどう反映させるか)を指定します。
上書きする:1番最後に読み込んだデータで更新されます。最終直前までに読んだバーコードの数量は無視されます。
加算する:同一商品の数量を全て加算します。
※ 通常は「加算する」を選択して取り込みます。
② 「F3新規受信」をクリックして、HTデータをHT受信データ一覧に取得します。
③ 商品データ受信画面が表示されます。
HTを専用台の上に置きます。
お使いのHTにより若干操作説明が違って表示されますが(HT操作方法参照)、HTのメインメニューから
「2:送信」→「1:YES」を選択し、「送信中」画面を表示させます。
注)ハンディターミナルBT-500/600をお使いの場合は、専用台にACアダプターを接続して、電源プラグを
電源コンセントに接続した状態で行ってください。
④ 商品データ受信画面で「F12通信開始」を押すと、データ取込
を開始し、状態が表示されます。
最後に「通信が正常に終了しました。」の表示が出れば取込
完了です。
データ転送が終了すると「HT内の商品データを削除しますか?」
と聞いてきます。良い時は「F12はい」を、残しておきたい時は
「F9いいえ」を選択します。
「F9キャンセル」で画面を閉じます。
※ 但し、ハンディターミナルBT-500/600をお使いの場合は、データ転送終了後HT内の商品データは自動で削除されます。
⑤ 読み込んだデータをPOSに取り込みます。
読み込まれたデータは≪HT受信データ一覧≫に「未取込」状態で追加されます。
※ 「取込担当者」とは、HTデータをPOSに取り込む作業をした担当者です。
「実棚担当者CD」には、棚卸ハンディで商品を読み込んだ際に入力した担当者コードが反映されています。
⑥ 追加されたデータファイルをクリックして選択し「F12実行」をクリックします。
この際、同じ商品コードで複数の在庫コードがあるものは選択画面が表示されるので、選択してください。
「(データファイル名)を取り込みます。よろしいですか?」と表示されますので、「F12はい」をクリックします。
続いてデータが取込まれたことを示すメッセージが表示されます。
「F12はい」をクリックします。
処理状態は「取込済」に変わり、データがPOSに取り込まれます。
また、在庫コードが存在しない等の理由で「取込エラー」が発生する場合があります。
詳しくは下記[取込エラーについて]をご参照ください。
⑦ 「F9終了」をクリックして処理を終了します。
※1 「F5明細」:HT受信データ一覧の中から選択したデータファイルの明細を表示します。
注)明細に表示されている棚番は、在庫とは連動していません。
※2 「F7データ退避」:HT受信データ一覧の中から以前作業して必要のないデータ等を手動削除します。
続いて実棚データと理論在庫の比較一覧を作成し、実棚数の修正を行います。
▼3.棚卸入力
取込エラーについて
存在しないバーコードが読み込まれた場合や棚卸対象外商品が含まれている場合などは、取込エラーが発生します。
【HT取込エラーリスト印刷イメージ】
「(数)件のエラーデータがありました。エラーリストを印刷しますか?」と表示されますので、 「F12はい」をクリックしてエラーリストを印刷します。
エラーリストは「F1エラー一覧(⑧)」より再印刷、「F2エラー一覧CSV出力(⑨)」よりCSVファイル保存もできます。
注)HT取込エラーリストに表示されている棚番は、在庫とは連動していません。