HT(BHT-6000)初期設定

ハンディ置き台設定 [ハンディターミナル置き台の設定]
ディップスイッチの設定をご確認ください。
本体の電源が「OFF」の状態で、置き台裏面の保護シートを外し、ディップスイッチを左記のように設定します。


始めに、ハンディターミナルの充電と設定時刻を確認してください

タロスの時計と棚卸ハンディーターミナルの時計を合わせます。
(タロスの時計はWindowsのシステム時計です。)

HT時刻設定


[ハンディターミナルの日付と時刻調整]
 ① ハンディターミナルの「SF」と「1」キーを押したまま電源「PW」を押します。
 ② SYSTEM MENUから「4:SET SYSTEM」→「ENT」→「3:DATE/TIME」→「ENT」の順に押します。
   項目の移動は「F5/F6」または数字キー(項目番号)押下→「ENT」で行います。
 ③ 現在の日付・時刻を確認します。
   変更する場合は、現在の日付・時刻を入力し「ENT」を押します。
   「C」で一つ前のメニューに戻ります。

[タロスの日付と時刻(Windowsのシステム時計)調整]
 注)必ず親機に設定されているタロスの時刻で確認してください。
 ※ Windowsの日付や時刻を変更する方法は、お使いのOSにより異なります。ここではWindows10を例にご説明します。

Windows日付と時刻の調整 ① 通知領域の右端に表示されている日付と時刻を右クリックし、表示される一覧から「日付と時刻の調整」をクリックします。
② 「時刻と言語」が表示されるので、「日付と時刻」をクリックします。
③ 「現在の日付と時刻」を確認します。
変更する場合は、「時刻を自動的に設定する」が「オン」の場合は「オフ」にして、「変更」ボタンをクリックして設定します。 設定した日付や時刻が反映されていることを確認してください。


続いて通信設定を行います

HT通信設定


 ① SET SYSTEMメニューから「6:COM」→「ENT」→「1:OPTICAL」→「ENT」→「1:TRANSMIT SPEED」→
   「ENT」
の順に押します。「3:19200」を選択して「ENT」を押します。
 ② OPTICALメニューに戻って、「3:PROTOCOL」→「ENT」→「1:SERIAL No.」→「ENT」→「2:OFF」→「ENT」
   の順に押します。
 ③ PROTOCOLメニューに戻って、「2:H.PARITY」→「ENT」→「2:OFF」→「ENT」の順に押します。
   ハンディターミナルの「PW」を1秒以上押し、電源を切ります。

続いて、ハンディターミナルの初期設定を行います(初回のみ

業務メニュー:「通信処理」→処理メニュー:「ハンディターミナル設定」を開きます。

ハンディ環境設定


1.ハンディターミナル接続設定
 ① ハンディターミナル設定画面で「F8設定」をクリックします。
 ② 【ハンディ環境設定】画面が表示されます。
   COMポート、通信速度、ハンディタイプ、棚番利用区分を設定します。

  • COMポート:専用台を接続したCOM番号
  • 通信速度:19200
  • ハンディタイプ:BHT-6000
  • 棚番利用区分:「手動」「スキャンした棚番」より選択
    ※ 「スキャンした棚番」を選択すると、HTで読んだ棚番バーコードを棚番号として認識します。
      「手動」が選択されていると、HTで棚番バーコードを読んでも棚番号として認識されませんのでご注意ください。
 ③ 「F12確定」で確定します。

2.プログラム送信

プログラム送信 ① ハンディターミナル設定画面で「F1プログラム送信」をクリックします。 【プログラム送信】画面が表示されます。


 ② ハンディターミナルの「SF」と「1」キーを押したまま電源「PW」を押します。
 ③ SYSTEM MENUから「2:DOWNLOAD」→「ENT」→「1:DRIVE A」→「ENT」の順に押し、
   ハンディターミナルを専用台にセットします。

プログラム送信


 ④ タロスから通信を開始します。
   プログラム送信画面で「F12通信開始」をクリックします。
   「通信が正常に終了しました。」と表示されたら完了です。
   「F9キャンセル」をクリックして終了します。
 ⑤ ハンディターミナルの電源「PW」を1秒以上押し、電源を切ります。

 ⑥ プログラム送信が完了したら、ハンディターミナルのプログラムを起動します。
   電源「PW」を入れると、初期画面が表示され、「ENT」を押すと、メインメニューが表示されます。
   「F1」で初期画面に戻ります。
   ※ メインメニューが表示されない場合は、SYSTEM MENUから「SET SYSTEM」→「ENT」→
     「1:PROGRAM」→「ENT」の順に押します。
     「BHT6000」を選択して「ENT」を押し、ハンディターミナルの電源を入れ直してみてください。

ハンディ初期画面


3.ランク区分送信

ランク送信 ① ハンディターミナル設定画面で「F2ランク区分送信」をクリックします。 【ランク送信】画面が表示されます。


 ② ハンディターミナルメインメニューを開きます。
 ③ 「4:メンテ」→「1:ランクジョウホウ」を押して、ハンディターミナルを専用台にセットします。

ランク区分送信


 ④ タロスから通信を開始します。
   ランク送信画面で「F12通信開始」をクリックします。
   「通信が正常に終了しました。」と表示されたら完了です。
   「F9キャンセル」をクリックして終了します。
 ⑤ ハンディターミナルで「ENT」を押します。

4.担当者送信

担当者送信 ① ハンディターミナル設定画面で「F3担当者送信」をクリックします。 【担当者送信】画面が表示されます。


 ② ハンディターミナルでメインメニュー「4:メンテ」→「2:タントウシャジョウホウ」を押して、ハンディターミナルを
   専用台にセットします。

担当者送信


 ③ タロスから通信を開始します。
   担当者送信画面で「F12通信開始」をクリックします。
   「通信が正常に終了しました。」と表示されたら完了です。
   「F9キャンセル」をクリックして終了します。
 ④ ハンディターミナルで「ENT」を押します。

5.データ区分送信

データ区分送信 ① ハンディターミナル設定画面で「F4データ区分送信」をクリックします。 【データ区分送信】画面が表示されます。


 ② ハンディターミナルでメインメニュー「4:メンテ」→「3:データクブン」を押して、ハンディターミナルを専用台にセットします。

データ区分送信


 ③ タロスから通信を開始します。
   データ区分送信画面で「F12通信開始」をクリックします。
   「通信が正常に終了しました。」と表示されたら完了です。
   「F9キャンセル」をクリックして終了します。
 ④ ハンディターミナルで「ENT」を押します。