HT(BT-500/600)操作方法
ハンディターミナルによる商品の読取り手順から各キー操作についてご説明します。
1 メニューから棚卸しを選択します。
HTの電源(「PWキー」押下)を入れます。
メインメニューが表示されます。
「棚卸し」を選択し、「ENTキー」を押します。
項目の移動は「方向キー(ディスプレイ下にある▲▼キー)」で行います。
「L」でメニューに戻ります。
2 棚番、担当、ランクを入力します。
棚NOを入力します。
※ ハンディ環境設定の棚番利用区分を「スキャンした棚番」に設定している場合は、次の「3」で商品バーコードを読む前に棚番バーコードをスキャンするので、何れかのキーを押して先に進みます。
続いて担当→ランクの順に入力し、入力ごとに「ENT」を押します。
※ 入力した棚NOはHTデータ明細の棚番に表示されます。
注)ランクが入っていないとJANコード等を読込時にエラーが発生し、取込できない場合があります。 ここで入力していただいた「棚NO」は棚卸データには反映されません。
入力内容の削除は「C」を押します。
前の項目に戻るには「L」を押します。
メニューに戻るには「F3」を押します。
3 商品バーコードを読みます。
カーソルが商品No入力欄に移ります。
(設定により)棚番バーコードを読みます。(ハンディ環境設定の棚番利用区分を「手入力」に設定している場合は「2」で入力済)
注)ここで読み込んだ「棚番」は棚卸データには反映されません。
続いて商品についているバーコードを読みます。
読み取り口をバーコードに近づけ、トリガスイッチ(右側面の灰色のボタン)を押してバーコードを読み取ります。
数量入力欄には数字が表示されませんが、商品はカウントされています。
引き続きバーコードを読む作業を続けてください。
注)但し、棚卸しの途中に「L」でメニューに戻る場合、または商品最終読込み時は必ず数量を入力して「ENT」で確定してください。
確定していないと「最後の記録は中止されます」と表示され、カウントされません。
【HT最大読み込み推奨件数】
・BT-500:3000件
・BT-600:9999件
4 読取ったデータをPOSに送信します。
ハンディターミナルBT-500/600にはデータ送信画面はありません。
バーコードを読み終えた状態で、ハンディターミナルを専用台にセットします。
注)この処理は、専用台にACアダプターを接続して、電源プラグを電源コンセントに接続した状態で行ってください。
[POS側の処理]
業務メニュー:「棚卸業務」→処理メニュー:「HTデータ取込」を開きます。
取込条件を指定し、「F3新規受信」をクリックすると、商品データ受信画面が表示されます。
「F12通信開始」をクリックします。(棚卸業務「HTデータ取込」参照)
読んだバーコードの確認方法
途中で読んだバーコードの確認は次の方法で行います。
「F2」を押します。
最後に読んだ商品の履歴が表示されます。
方向キー(左右)で前の履歴を表示します。
該当するデータの履歴で「ENT」を押すと、「処理内容を選択してください」と表示されます。
「表示切替」を選択して「ENT」を押すと、「履歴一覧」が表示されます。
※商品バーコード読取り画面に戻るには「C」を押します。
読んだバーコードの取消(削除)方法
途中で読んだバーコードの削除は次の方法で行います。
「F2」を押します。
最後に読んだ商品の履歴が表示されます。
方向キー(左右)で前の履歴を表示します。
該当するデータの履歴で「ENT」を押すと、「処理内容を選択してください」と表示されます。
方向キー(左右)で「削除」を選択して「ENT」を押すと、「このレコードを削除してもよいですか?」と表示されます。
方向キー(左右)で「はい」を選択して、「ENT」を押します。
「履歴データがありません」と表示されるので、「ENT」を押します。
履歴一覧から削除したいデータを方向キー(上下)で選択して削除することもできます。
ログ削除(読込んだ全データを削除)方法
注)プログラムのバージョンが「v1.08」以前の場合、「ログ削除」の選択はキャンセル出来ませんのでご注意ください。
メインメニューから「ログ削除」を選択し、「ENT」を押した時点で読み込んだデータの全てが削除されます。
「通信処理 > ハンディターミナル設定 > F1プログラム送信」よりプログラムを「v1.08」にアップデートしてください。
読込んだデータの全てを削除する場合は、 メインメニューから「ログ削除」を選択し、「ENT」を押します。
「ログファイルを削除します はい いいえ」と表示されます。
方向キー(左右)で「はい」を選択して、「ENT」を押します。
読込んだデータの全てが削除されます。
「いいえ」を選択すると、処理は中止され、前画面に戻ります。