HT(BT-600)初期設定
ハンディターミナルBT600をタロスでご使用いただくには「通信用クレードルドライバ」のインストールが必要です。
インストール手順は HT(BT-600)をTALOS-NEXで利用するにあたって をご参照ください。
始めに、ハンディターミナルの充電と設定時刻を確認してください
タロスの時計と棚卸ハンディーターミナルの時計を合わせます。
(タロスの時計はWindowsのシステム時計です。)
[ハンディターミナルの日付と時刻調整]
① ハンディターミナルの「L」と「2」キーを押したまま電源「PW」を押します。
② システムメニューから「1 システム設定」→「ENT」→「1 デバイス設定」→「ENT」→「2 日付/時刻」→「ENT」
の順に押します。項目の移動は「方向キー(▲▼)」または数字キー(項目番号)押下で行います。
③ 現在の日付・時刻を確認します。
変更する場合は、現在の日付・時刻を入力し「ENT」を押します。
「C」で一つ前のメニューに戻ります。
④ ハンディターミナルの「PW」を1秒以上押し、電源を切ります。
[タロスの日付と時刻(Windowsのシステム時計)調整]
注)必ず親機に設定されているタロスの時刻で確認してください。
※ Windowsの日付や時刻を変更する方法は、お使いのOSにより異なります。ここではWindows10を例にご説明します。
Windows 10のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。
① 通知領域の右端に表示されている日付と時刻を右クリックし、表示される一覧から「日付と時刻の調整」をクリックします。
② 「時刻と言語」が表示されるので、「日付と時刻」をクリックします。
③ 「現在の日付と時刻」を確認します。
変更する場合は、「時刻を自動的に設定する」が「オン」の場合は「オフ」にして、「変更」ボタンをクリックして設定します。 設定した日付や時刻が反映されていることを確認してください。
続いて、ハンディターミナルの初期設定を行います(初回のみ)
ハンディターミナル専用台をPCに接続します。
業務メニュー:「通信処理」→処理メニュー:「ハンディターミナル設定」を開きます。
1.ハンディターミナル接続設定
① ハンディターミナル設定画面で「F8設定」をクリックします。
② 【ハンディ環境設定】画面が表示されます。
COMポート、通信速度、ハンディタイプを設定します。
- COMポート:USB接続ポート番号(確認の方法は下記COMポート番号確認方法参照)
- 通信速度:19200
- ハンディタイプ:BT-600
- 棚番利用区分:「手動」「スキャンした棚番」より選択
※ 「スキャンした棚番」を選択すると、HTで読んだ棚番バーコードを棚番号として認識します。
「手動」が選択されていると、HTで棚番バーコードを読んでも棚番号として認識されませんのでご注意ください。
[COMポート番号確認方法]
※ COMポート番号を確認する方法は、お使いのOSにより異なります。ここではWindows10を例にご説明します。
Windows 10のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。
BT-600専用台はUSB接続ですので、COMポート番号は以下の通り確認します。
① 画面左下のスタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」をクリックします。
② デバイスマネージャーが開きます。
③ ポート(COMとLPT)をクリックします。
「KEYENCE BT-UC6U」の右カッコ内に表示されているCOM番号をハンディ環境設定画面で選択してください。
2.プログラム送信とプログラム実行
① ハンディターミナル設定画面で「F1プログラム送信」をクリックします。 【プログラム送信】画面が表示されます。
② ハンディターミナルの「L」と「2」キーを押したまま電源「PW」を押します。
③ システムメニューから「4 通信待ち受け」→「ENT」→「1 待ち受け開始」→「ENT」の順に押し、
ハンディターミナルを専用台にセットします。
④ タロスから通信を開始します。
プログラム送信画面で「F12通信開始」をクリックします。
「通信が正常に終了しました。」と表示されたら完了です。
「F9キャンセル」をクリックして終了します。
ハンディターミナルは「C:戻る」を押して画面を戻します。
続いてタロス用棚卸プログラムを呼出します。
⑤ システムメニューから「5 プログラム実行」を選択し、「ENT」を押します。
「K_APL.APPを実行しますか?」と表示されます。
「はい」を選択し、「ENT」を押します。
⑥ 棚卸しメニューが表示されます。
ハンディターミナルの「PW」を1秒以上押し、電源を切ります。