受注から出荷までの手順
タロスからDMMへ出品した商品がDMMで売れた場合、受注データが作成され、タロスへ受注メールが届きます。 受注データを手動でパソコンにダウンロードし、注文者情報をタロスに取り込みます。タロスで出荷処理を行い発送状態更新データを作成します。 これを手動でDMMへアップロードし、POS在庫とDMM在庫を合わせます。
※ タロス上で通知情報をポップアップ表示するには 通知情報管理設定 が必要です。
※ 注文確認メールの設定・送信は、DMM側で行います。タロス上に設定はありません。
1.注文データを取込む
タロスに注文データを取り込み、ピッキングリスト(または納品書)を印刷し、送り状番号を付番します。
※ 「差分データ取込」を定期的に実行されていない場合は、注文データ取込以前に実行してください。
① 始めに受注データ(売却確定商品一覧.csv)をパソコンにダウンロードし、注文者情報を取得します。
DMMへログインします。
出品管理メニューから「レポートの作成」を開きます。
レポート種別に「売却確定商品」を選択し、レポート作成の対象となる期間を指定します。 「ダウンロードする」ボタンを押して任意の場所にダウンロードを行います。
② 業務メニュー:「DMM連動」→処理メニュー:「注文データ取込」を開きます。
「F11DMM取込処理」をクリックします。
①でダウンロードした「売却確定商品一覧.csv」をタロスに取り込みます。
③ オークションCSV出品データ確認画面が表示されます。
内容を確認し、「F12確定」をクリックします。
「注文者情報を取込しました。」と表示されます。「F12はい」で画面を閉じます。
注)差分データが取れていない、 入力内容が不正だなどの理由でエラーが発生した場合(赤字で表示)は、注文データを取り込むことができません。 エラー内容をご確認の上、再度取込を行ってください。
④ 注文データが表示されます。
内容を確認し、「F12確定」をクリックします。
⑤ ピッキングリストもしくは納品書印刷画面が表示されます。
(「全般設定>納品書1タブ>発行書類選択」の設定により異なります)
「F12印刷」をクリックして、ピッキングリスト(または納品書) を印刷します。印刷をしない場合は「F9」で終了します。
※ 「F9終了」で印刷を中止したり、先にピッキングリストを印刷して後から納品書を発行したい場合などは、 メニュー「納品書発行」「ピッキングリスト再発行」「注文一覧」より印刷が可能です。
※ 納品書のバーコードは出荷検品や注文取消の際に使用します。
⑥ 続いて「出荷CSVファイルを出力します。よろしいですか?」と表示されます。 「F12はい」をクリックすると、CSVファイル出力画面が表示されます。 「参照」をクリックして出力場所(任意)を指定します。 「F12出力」クリックで出荷用CSVファイルが出力されます。
※ 送り状CSV出力は必須ではありません。タロスと送り状発行ソフトの連携のために利用します。出力をしない場合は「F9いいえ」で終了します。
※ CSVファイルの名称に日付を付与するかしないかは、「全般設定>送り状CSV設定」で設定します。
※ ヤマトB2システムを例にご説明します。
⑦ タロス側で出力した出荷用CSVファイルをヤマトB2システムで取り込みます。 送り状を発行し、送り状CSVデータを任意の場所へ出力します。 (全てヤマトB2システム側の処理です)
ヤマトB2システムによる送り状発行の流れはこちら→
⑧ B2システム側で出力した送り状CSVデータをタロスへ取り込みます。 処理メニュー:「送り状CSV取込」を開きます。
「取込配送業者」を指定します。
「参照ファイル指定」をクリックして送り状CSVファイルを選択します。
「F12取込確定」をクリックします。
注)この際「全般設定の送り状CSV取込設定」が正しく設定されていないと取り込めませんのでご注意ください。
⑥ 処理メニュー:「注文一覧」を開きます。
注文データに送り状番号が反映されていることを確認します。
※ タロスに取り込んだ注文データは「注文一覧」に入ります。
注文一覧では「注文の保留」「明細CSV出力」「伝票発行」などを行えます。
【FAQ】
同一人物から複数注文が入った。サイズ的にも同梱が可能だが、受注番号が異なるため送料がそれぞれに発生してしまう。
DMM通販では管理番号は1商品に1つ振られます。そのため同梱はできません。
2.出荷検品をする
出荷商品をピッキングして検品、梱包し、送り状を作成します。
ピッキングリスト(または納品書)を参照し、出荷する商品を用意します。
処理メニュー:「出荷検品」を開きます。
① コード入力欄で納品書のバーコードをスキャンするか、「F7管理番号入力」より伝票を呼び出します。
商品明細が ピンク色 で表示されます。
※ 通販入力で、送料などの「在庫チェックなし商品」を登録された場合、出荷検品画面には呼び出されません。 自動で「検品済」に変わり、出荷確定対象商品となります。
※ 「送り状桁数チェック」:送り状番号桁数のチェックを行います。
選択した桁数未満の場合は警告メッセージを表示し、再度送り状番号の入力が必要となります。
選択した桁数は保存され、次回画面立ち上げ時に前回の選択状態で表示されます。
② 出荷商品のバーコードをスキャンします。
検品列の表示は「未」から「済」に変わります。
検品済商品は 黒色 で表示されます。
※ 検品済商品の表示色は、「全般設定」より変更が可能です。 全ての商品をスキャンすると、明細の表示は消えます。
※ 配送方法が「ゆうメール」の場合は、出荷商品のバーコードをスキャンした時点で明細から削除されます。
[検品処理時にできること]
「F4配送方法変更」:配送方法を変更します。
「F6送り状番号変更」:送り状番号を変更します。
「F11出荷保留」:商品が無い場合に出荷を保留します。
「F12宛名強制印刷」:全般設定(宛名シール印字設定)に従って宛名シールをラベルプリンターから印刷できます。
【補足】
(ご購入者様より)注文のキャンセルが発生した場合は、 注文取消処理 を行います。
注)但し、DMM側とタロス上の注文取消処理は連動していませんのでご注意ください。
注文取消の方法によっては、DMM側とタロス上の在庫数に誤差が生じる場合がありますので、
先にタロス上で注文取消処理を実行してから、DMM側で注文取消処理を行うようにしてください。
3.出荷を確定する
出荷商品を確定し、商品を発送します。
処理メニュー:「出荷確定」を開きます。
① 「F2条件指定」をクリックします。
出荷確定条件指定画面が表示されます。
② 条件を入力し、「F12条件実行」をクリックします。
③ 条件に当てはまる出荷可能商品が表示されます。
選択チェックボックス(左端)をクリックして商品を選択します。
※ 出荷商品の選択は伝票単位です。 出荷商品を選択すると、選択した商品が属する伝票内全ての商品にチェックが入ります。 「F3チェック全て」をクリックすると、表示された出荷可能商品全てが選択されます。
④ 「F12確定」をクリックします。
「発送状態更新TSVデータを出力します。よろしいですか?」と表示されます。
「F12はい」で発送状態更新TSVデータが「Cドライブ>css>webpos>dmm>forUploadフォルダ」内に
出力されます。
出荷が確定され、一覧から削除されます。
発送状態更新TSVデータは、「F11いいえ」で終了して後から出力することもできます。
(処理メニュー:「発送状態更新tsv出力」)
⑤ 商品を発送し、DMM側より、出荷完了メールを送信します。
※ 出荷完了メールの設定・送信は、DMM側で行います。タロス上に設定はありません。
4.DMM側で注文データの発送状態を更新する
発送状態更新TSVデータを手動でDMMへアップロードし、注文の発送状態を変更します。
① DMMへログインします。
出品管理メニューから「一括出品する」を開きます。
ファイル種別に「発送状態更新」を選択します。
「ファイルを選択」ボタンを押して作成した発送更新tsvファイルを選択し、「アップロード」ボタンを押してアップロードを行います。
② アップロードが成功すると、「更新待ちリスト」に対象ファイルが移動します。 この時点ではまだデータは更新されていませんので、「更新開始」ボタンを押して実際のデータ更新を行います。
【補足】
(ご購入者様より)返品の申込が入った場合は、 返品処理 を行います。