日頃より、弊社システムをご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、インボイス制度の開始に合わせて、レシートや領収書の書き方や取扱いも変わってきます。
そのため6月のバージョンアップにてチェックアウト値引きのレシート、取引明細の表記を変更しますのでお知らせいたします。
これまで「チェックアウト値引き(お買い上げ金額の合計から一括して行う値引き)」は金券払いと同じ扱いで、 チェックアウト時に値引きを行った場合の消費税額の計算は、値引き前の金額で計算されていました。 今まではこれで問題ありませんでしたが、インボイス制度ではレシートや領収書もインボイスとして扱うことが可能になります。 それに伴い、レシートや領収書もインボイス制度に対応した形式へ変更が必要となります。
※「チェックアウト値引き」とは、チェックアウト画面で行う「値引(F3)・割引(F4)」です。
お買い上げ金額の合計額から一括して値引きを行う場合、税率ごとに区分した「値引き後の対価の額」に対してそれぞれ消費税が課されることとなります。
そのため、レシート等における「税率ごとに合計した対価の額」は、値引き後のものを明らかにする必要があります。
【参考】国税庁:消費税の仕入税額控除制度における適格請求書等保存方式に関するQ&A
■レシートに「値引き後の対価の額」を記載します。
税率が混在する商品の「一括値引き」をした場合は、値引き額を販売した商品に占める軽減税率対象金額と、標準税率対象金額の割合で按分をして、それぞれの値引き額を計算します。
※「消費税額」は値引き後の税込価格から計算して記載します。
■「値引き後の税込価額を税率ごとに区分して合計した金額」と「消費税額」を記載します。
※ 取引明細CSVの項目に追加・変更はございません。
※ 営業日報上では「売上実績」の「伝票値引」、「消費税内訳」の「値引」欄にチェックアウト値引額が集計されます。
インボイス対応に伴うタロスPOSシステムの仕様変更は今後も発生いたしますので、その都度ご案内させていただく予定です。
お手数ではございますが、ご不明な点等ございましたら 弊社サポートセンター まで御連絡ください。
今後とも、弊社システムをよろしくお願い致します。